錆転換剤とは、鉄の表面に発生した赤錆を黒錆に変化させ、腐食を防ぐ薬剤です。
とはいっても、車やバイクに使う場合に悪い影響は出ないのか?
錆転換剤のデメリットについて気になる方も多いと思います。
そこで、この記事ではデメリットに加え、解消する商品なども紹介しています。
目次
錆転換剤のデメリットとは
錆転換剤には、使う前に知っておきたいデメリットも存在します。
- 見た目が黒くなる
- 耐熱性がない
- 樹脂コーティングタイプは耐久性が低い
- 使用方法を間違えると効果が無い
見た目が黒くなる
まず、錆転換剤を使うと、塗った部分が紫っぽい黒色に変色してしまうことがあります。
しかし、車のボディーや、ブレーキディスク、ホイールが変色すると困ります・・・・・・
そこで、車やバイクにも使えるクリアタイプを次の章でご紹介しています。
用途に合った商品を選ぶ必要がある
「黒錆転換剤は意味がない」「錆転換剤は効果なし」と聞いた事がありますが、正しい方法で使用すれば必ず効果があります。
よくあるのが、高温になる場所で使うのに耐熱タイプの錆転換剤を使っていないなどです。
車の下回りや、バイクのマフラー、エキパイに使う場合は、耐熱効果がある商品を選ばないといけません。
おすすめの錆転換剤
錆転換剤には様々な種類があり、商品の数も多いため、どれを選べば良いか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこでおすすめの錆転換剤を厳選してご紹介します。
予算に余裕がある方は、ホームセンターや100均の商品よりも品質が高い商品を選ぶことをおすすめします。
スプレータイプ
スプレータイプは、何と言っても塗りやすいのが最大のメリットです。
車の下回りや、バイクのホイールなど直接ハケで塗りにくい場所に最適です。
また、耐熱効果がある商品を選べばブレーキ系にも使用できます。
1.エンドックス 80038 RSスプレー
- 防錆塗膜を形成してくれる
- 耐熱性がある!耐熱温度は~約700℃
- 摩耗や水、油、酸性物質などに強い
- 素材に優しい上に、塗膜も薄い
- 色は、クリア(透明色)!

2.ホルツ サビチェンジャー
- 耐久性が高い
- 防錆効果が長い
- サビ取り不要で、錆の上から塗れる
- 水性なので、匂いがきつくない
- 鉄やステンレス鋼、亜鉛めっき、アルミニウム、銅、鉛、真鍮などに対応

3.レノバスプレー 錆転換剤 300ml
- サビの上から直接塗布できる
- 長期間にわたって防錆効果を維持できる
- エポキシ樹脂で保護できる
液状タイプ
液状タイプは、ハケで塗るタイプです。
TRUSCO ロックタイト ラストトリートメント
- 高い防錆性能で、金属部品を長期間保護できる
- 高い耐水性で、水によるサビや腐食を防げる
- 低粘度で、微細な部品にも浸透しやすい
- 低臭で、取り扱いがしやすい
- 高い滑り止め効果がある

ホルツ サビチェンジャー ハケ塗りタイプ 70g
- サビ落とし不要
- 匂いが少ない
- 耐久性が高い
- 1本で1.5~3㎡塗れる

まとめ
錆添転換剤を使う場合は次の点に注意してください。
商品を選び間違えたり、用途が違うと、効果が出ないことがあります。
- 錆はしっかりと取り除いてから錆転換剤を塗る
- 塗る前に表面を脱脂する
- 適切な商品を選ぶ